沖縄での暮らしに大満足しています。
佐々木悠
日本獣医生命科学大学
獣医師を目指したきっかけは飼っていた猫の影響です
今年で獣医師になって7年目を迎えます。
東京の日本獣医生命科学大学を卒業しました。
獣医師を目指したのは高校3年生の時で、当時、いくつかの進路を考える中で、動物が好きで、特に猫を飼っていた影響もあり
「獣医師もありかな」と思ったのがきっかけでした。
現在も猫と一緒に暮らしています。
沖縄への移住に心配は無用
私は新卒で京都の動物病院に就職しましたが、大学生の頃から「いつか沖縄に移住したい」という漠然とした夢を抱いていました。その夢を叶えようと動き出し、沖縄で動物病院を探しているうちに出会ったのが、ウルブズハンドの豊見城動物高度医療センターでした。
沖縄に来た時は、まさに冒険のような気持ちでした。旅行では石垣島に行きましたが、沖縄本島には一度も来たことがなかったので、少し不安もありました。しかし、移住後すぐに不安はなくなりました。沖縄の方々は温かく、親しみやすい方ばかりです。「いちゃりばちょーでー(一度会ったら兄弟)」という言葉の通り、初対面でもすぐに友達のように接してくれます。すべてが新鮮で刺激的でした。一人での移住でしたが、すぐに地域に溶け込むことができました。今では沖縄に移住して良かったと思っています。
環境も仕事も沖縄ならでは!という生活を送っています
豊見城動物高度医療センターに来てから、2年以上が経ちます。最初に感じたのは、この病院の温かい雰囲気です。スタッフや患者さん、皆さんが穏やかで、働きやすい環境が整っています。私もリラックスして仕事に臨めるので、心穏やかに過ごせています。
沖縄の獣医師としての仕事は、内地(本土)とはまた違う経験ができます。特に印象的なのは、ここでしか見られない珍しい症例に遭遇できることです。例えば、フィラリア症やバベシア症、レプトスピラ症といった感染症が多く、内地ではあまり見かけない症例が頻繁に現れます。また、ハブに噛まれた動物の治療をする機会もあります。これらは沖縄特有の病状で、獣医師として非常に勉強になります。
沖縄での暮らしに大満足しています。
私生活に関しても、沖縄での暮らしは大満足です。
特に私が好きなのは、海でのアクティビティ。シュノーケル、ダイビング、釣りなど、休日には自然と触れ合うことができ、リフレッシュできます。京都では堤防釣りをしていましたが、沖縄の海ではカラフルな魚が釣れるなど、全く違う世界が広がっています。まさに、新しい趣味が増え、生活が充実しています。
沖縄の気候についても少し触れておきます。意外に冬は寒いです。移住時に長袖をすべて捨ててきたのですが、実際には1月から2月の間は肌寒く、ヒートテックを買い直しました(笑)。
しかし、夏は東京や京都ほど暑くなく、過ごしやすいのも魅力ですね。
沖縄に移住を考える獣医師の方へ
もし沖縄への移住に興味がある獣医師の方がいれば、迷わずに一歩踏み出してほしいと思います。移住には不安がつきものですが、沖縄には助けてくれる人がたくさんいます。地域の方々も優しく、移住者同士のつながりも強いので、孤独を感じることはありません。
また、沖縄での獣医師としての経験は、内地では得られない貴重なものばかりです。特に、珍しい症例に触れたい、もっと臨床経験を積みたいという方には非常におすすめです。病院間の交流においては、ウルブズハンドグループ内での連携が非常にスムーズで症例の紹介やバトンタッチが迅速に行えるのは、グループ病院であるからこその強みと言えます。
さらに、企業病院としてのウルブズハンドは労働環境もしっかりしていて、残業も少なく、プライベートの時間を確保しやすいでので、心身ともに疲れている獣医師の方は、きっと充実した毎日を送れると思います。
若い獣医師のみなさんは、迷わずに新しい挑戦を楽しんでください!
これから獣医師を目指す皆さん、若いうちに挑戦することは本当に大切です。特に身軽な今だからこそ、新しい環境や文化に触れることは、今後の人生に大きな影響を与えるはずです。沖縄での経験は、内地では得られない貴重なものが多く、臨床経験も豊富に積むことができます。また、ウルブズハンドは働きやすい環境で、プライベートの時間もしっかり確保できるため、バランスの取れた生活が送れます。ぜひ、迷わずに新しい挑戦を楽しんでください!
まずは沖縄に実習で来てみてください!
実は、私も最初は実習でWOLVES HANDグループ内の沖縄の動物病院を複数まわりました。
動物病院ごとに雰囲気も違うので、複数も見てまわれるのもWOLVES HANDグループの良い所でもあります。私は、この実習の時に「ここで働こう!」と決めました。
沖縄に移住して2年が経ちましたが、この地での生活と仕事に心から満足しています。ぜひ、沖縄の動物病院で、仕事とプライベートを両立した新しい生活を楽しんでほしいと思います。